Udemyにてオンライン講座はじめます

このたび、Udemyにてオンライン講座「ビジネス推進のためのデータモデリング入門」を開講します。
「データモデルとは何か」、「なぜデータモデルを作るのか」、「データモデルをどう活用するのか」を、事例を交えてご説明いたします。
ビジネスの礎である「データ」を活用してDXを推進していくために、データモデルで現状を把握して課題を見つけ出す方法や、欲しい情報をすぐに得るためにあるべきデータモデルの構築方法、現行システムと共存しながら更新を進めていくシステムの改善方法なども講習に含まれます。

直にデータを取り扱うシステム部門の方だけでなく、課題の発見、ソリューションの検討などに従事するビジネス部門の皆様にもお役に立てる内容です。ふるってご受講下さい。

ビジネス推進のためのデータモデリング入門

最近、ビジネス視点からのデータモデル活用に興味がある。経営者・企画担当者に対して既存のデータからどんな情報を提供できるか、また、経営層が欲しいデータはどんなデータモデルを作れば提供できるのかといったことを考えるのが楽しいのだ。
データは企業の礎であるから、そこに蓄積された欠片を組み合わせて新しい視点、分析軸などを生み出せるはずだ。その辺はデータサイエンティストの仕事ではあるのだが、彼らが正しく扱えるようにデータを整える、いわゆる「データの前捌き」の重要性はさらに高まっている。

前捌きとは、端的に言ってしまえば、データ品質の担保、コード体系の統一化であろうか。
もちろん、データ品質を担保するには、データそのものの発生からアーカイブ化までの一生を監視する体制や、データの重複や不正コピー、混入の有無をチェックするシステムなど、恐ろしい量の作業が必要だろう。しかもこの作業を、現行システムの稼働状況を損なわずに実行していかなければならない。…なんと気が遠くなることか。